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技術情報

下津井瀬戸大橋

本州四国連絡橋Dルート(児島-坂出)のうち最も本州側に位置する。 遠景には、櫃石橋・岩黒橋・南北備讃瀬戸大橋が見える。

構造概要

上部工構造形式 トラス形式の補剛桁を有する張出径間付き吊橋
橋格・車線数 道路鉄道併用橋
道路: 一等橋(TL-20・TT-43)、4車線
鉄道:在来線規格(複線)および新幹線規格(複線)
橋長・支間割 L = 1,400 m、 S = 130+940+130 m
鋼材重量 主塔 13,623 t SM58、 SM50Y、 SS41
ケーブル 16,083 t PMS(160kg/mm²)
補剛桁 35,231 t SM58、 SM50Y、 SS41

技術的特質

  • 長大吊橋としては珍しい張出径間付き補剛桁を有する(列車走行のため、タワー支点での角折れを小さくする必要があった)。
  • 端支点部では、たわみによる角折れを低減するための緩衝桁を採用している。
  • ケーブル工事では、エアースピニングによるストランド架設を採用した。

架設工法

主塔 クリーパクレーンによる単ブロック架設。メタルタッチと、HTBによる添接の併用。
ケーブル エアースピニング工法。フローチングクレーンを用いたパイロットロープ渡海。
補剛桁 FCによる大ブロック架設。トラベラクレーンを用いた逐次剛結面材張出工法。
3格点同調引込み工法によるハンガー定着。端径間は単材張出架設。

当社との関わり及びエピソード

当社代表が、上部工補剛桁工事共同企業体の設計部会員として従事。製作・架設を考慮した設計を行った。鉄道との併用橋ゆえ要求品質が厳しく、事前の品質検証試験が多い工事であった。